麋角解(さわしかのつのおつる):12月27日~12月30日ごろ
「麋」はユーラシア大陸、北アメリカ大陸に生息する鹿類最大のヘラジカのこととされていますが、
日本には生息しないため、本来の意味から派生してトナカイなどの大型の鹿のことを指すようになったとされています。
雄の角は最大2m以上にもなりますが、冬になると抜け落ち、春に新しい角が生えてきます。
その様子を表したのが「麋角解(さわしかのつのおつる)」です。
今回の写真はトナカイです。多摩動物公園で撮りました。
普段であれば、トナカイの前で足を止める人は少ないはずです。
しかし、この日は12月25日。そうです。クリスマス当日です。
無関心に通り過ぎようとする子どもに、
「ほら、サンタさんが乗ってくるトナカイだよ」
と親が説明している光景に何度も出くわしました。
それに対する反応は、
「あっトナカイさんだ。大きい。」
「ふーん、トナカイだ」
「昨日、お仕事してここに帰ってきたのかな」
「トナカイ、トナカイ、トナカイ」
とさまざまでした。
子どもはトナカイがソリを引くものとして受け入れていますが、
なぜトナカイなのだろうとそんな光景を見ていてふと疑問に思い、家に帰って調べてみました。
ところが調べてみても、なぜトナカイなのか、なぜ空を飛ぶとされているのか、はっきりと知ることができませんでした。
きっとファンタジーの世界の話なので、起源ははっきりとしたものがないのだと思います。
ただ、「ソリを引くのはトナカイ」と定着した理由はわかりました。
アメリカのクレメント・クラーク・ムーアという人が1822年に書いた「聖ニコラスの訪問」、
別名「クリスマスの前の晩」という書物がきっかけだそうです。
そこには8頭のトナカイが登場しており、公式に名前も存在しています。
「Dasher(ダッシャ-)」 「Dancer(ダンサー)」 「Prancer(プランサー)」
「Vixen(ヴィクセン)」 「Comet(コメット)」 「Cupid(キューピッド)」
「Donder(ドンダ-)」 「Blitzen(ブリッツェン)」
それぞれに意味があり、例えば、プランサーは跳ね回る者、ブリッツェンは稲妻、ドンダーは雷光だそうです。
名前を聞いただけでもそれぞれのキャラクターが想像できる感じがします。
そして、みなさんご存知の赤鼻のトナカイ、「Rudolph(ルドルフ)」が8頭の先導役として登場するのは
それから100年以上の1939年のことです。
ロバート・メイという人が娘のために書いた本「赤鼻のトナカイ」が大ヒットしたことから、9頭目として定着したそうです。
それをきっかけに、「真っ赤なお鼻の~ トナカイさんは~ いつもみんなの~ 人気者~」
という、毎年クリスマスの時季になると必ず耳にする歌も生まれたそうです。
はっきりとした起源はわかりませんでしたが、トナカイにまつわるさまざまなエピソード、細かい設定を知れてよかったです。
ここには書ききれないこともたくさんあったので、ぜひ一度調べてみると、発見があることと思います。
「麋」はユーラシア大陸、北アメリカ大陸に生息する鹿類最大のヘラジカのこととされていますが、
日本には生息しないため、本来の意味から派生してトナカイなどの大型の鹿のことを指すようになったとされています。
雄の角は最大2m以上にもなりますが、冬になると抜け落ち、春に新しい角が生えてきます。
その様子を表したのが「麋角解(さわしかのつのおつる)」です。
今回の写真はトナカイです。多摩動物公園で撮りました。
普段であれば、トナカイの前で足を止める人は少ないはずです。
しかし、この日は12月25日。そうです。クリスマス当日です。
無関心に通り過ぎようとする子どもに、
「ほら、サンタさんが乗ってくるトナカイだよ」
と親が説明している光景に何度も出くわしました。
それに対する反応は、
「あっトナカイさんだ。大きい。」
「ふーん、トナカイだ」
「昨日、お仕事してここに帰ってきたのかな」
「トナカイ、トナカイ、トナカイ」
とさまざまでした。
子どもはトナカイがソリを引くものとして受け入れていますが、
なぜトナカイなのだろうとそんな光景を見ていてふと疑問に思い、家に帰って調べてみました。
ところが調べてみても、なぜトナカイなのか、なぜ空を飛ぶとされているのか、はっきりと知ることができませんでした。
きっとファンタジーの世界の話なので、起源ははっきりとしたものがないのだと思います。
ただ、「ソリを引くのはトナカイ」と定着した理由はわかりました。
アメリカのクレメント・クラーク・ムーアという人が1822年に書いた「聖ニコラスの訪問」、
別名「クリスマスの前の晩」という書物がきっかけだそうです。
そこには8頭のトナカイが登場しており、公式に名前も存在しています。
「Dasher(ダッシャ-)」 「Dancer(ダンサー)」 「Prancer(プランサー)」
「Vixen(ヴィクセン)」 「Comet(コメット)」 「Cupid(キューピッド)」
「Donder(ドンダ-)」 「Blitzen(ブリッツェン)」
それぞれに意味があり、例えば、プランサーは跳ね回る者、ブリッツェンは稲妻、ドンダーは雷光だそうです。
名前を聞いただけでもそれぞれのキャラクターが想像できる感じがします。
そして、みなさんご存知の赤鼻のトナカイ、「Rudolph(ルドルフ)」が8頭の先導役として登場するのは
それから100年以上の1939年のことです。
ロバート・メイという人が娘のために書いた本「赤鼻のトナカイ」が大ヒットしたことから、9頭目として定着したそうです。
それをきっかけに、「真っ赤なお鼻の~ トナカイさんは~ いつもみんなの~ 人気者~」
という、毎年クリスマスの時季になると必ず耳にする歌も生まれたそうです。
はっきりとした起源はわかりませんでしたが、トナカイにまつわるさまざまなエピソード、細かい設定を知れてよかったです。
ここには書ききれないこともたくさんあったので、ぜひ一度調べてみると、発見があることと思います。
旬の食材:かぼちゃ |
かぼちゃの旬は10月~12月。
収穫のピークは夏ですが、採れたては甘みが少なく、貯蔵で甘みが増すため、収穫から3ヶ月経ったこの時季が旬とされています。 冬至に「ん」が2つつくものを食べると運気が上がるとされ、かぼちゃも「なんきん」と読むので、含まれています。 また冬至に食べると風邪を引かないとされていることから、この時季がオススメです。 風邪を引かないとする理由は免疫機能を高めてくれるβ-カロテンの働きのおかげ。 特に皮の部分に多く含まれているので、一緒に食べるといいです。 選ぶときは完熟の証拠である、ヘタが枯れて乾き、まわりがくぼんでいるものにしましょう。また、皮にツヤがあって、見た目以上に重みを感じるものがいいです。 中身が見える場合は、種がつまっていて、果肉の色が鮮やかなものを選びましょう。 |