虹始見(にじはじめてあらわる):4月15日~4月19日ごろ
春の雨上がり、初めて虹がかかるころ。
虹は雨上がりの時に、太陽の光が雨の水滴によって、屈折、反射してできるものです。
水滴がプリズムの役割をして、光が分解されるため、七色の帯に見えます。
水滴が大きいほど、プリズムもしっかりしたものになるため、虹も鮮やかになります。
水しぶきをあげる滝、ホースで水まきをした時などにも見ることができます。
七色の帯に見える虹ですが、色の認識は国、民族、時代によって異なります。
アメリカでは赤、橙、黄、緑、青、紫の六色と一般的に認識されています。
日本でも古くは八色や六色と捉えていたこともあります。
さらに、沖縄地方では「明、暗」の二色としていた場所もあります。
虹を七色としたのはニュートンで、歴史的にも最近のことです。
彼は色が無限にあることは知っていましたが、音階が七つあることから七つに分類したとされています。
理由としては至極単純なことのように思えますが、音階と同じにするのは、感覚としては納得できるような気もします。
さて、なぜこの時季を「虹始見」と言うのでしょうか。
冬は雨が少ないため、虹が見えることはほとんどありません。
春を迎え、気温が高くなり、空気が潤い出して初めて虹が見えるようになります。
その節目がこの時季だということです。
立春以降初めて現れる虹を、「初虹」と言い、春の風物詩の1つにされています。
これから夏にかけて、夕立の後にさかんに見られるようになります。
ただし、この時季の虹は夏の雨に比べると、色も淡くすぐ消えてしまいます。
春雨をともなうにわか雨が降った後に、不意に現れるので、ぜひ見てみてください。
霧の中にぼんやりと浮かぶ虹を「霧虹」もしくは「白虹」と言い、月明かりの中に見える紅い虹を「紅虹」と言います。
虹の中にもさらに色を見出す細やかな感覚こそ、日本独特のものと言ってもいいのかもしれません。
今回の写真は、数年前にスイスに行った時に撮ったものです。
当時はまだちゃんとしたカメラを持っていなく、携帯電話でとっさに撮りました。
くっきりとした主虹の外側に副虹がぼんやりと見えました。
せっかく海外に来たのに、天気が悪いなんてと思っていたのですが、虹が見えた途端に歓迎されているような気分になりました。
さらに、普段はなかなか見えない副虹まで見れたので、より高揚感を覚えたのを今でも忘れています。
あれから数年が経ちましたが、副虹まで見えたことはありません。
画質は悪くても、一番思い出のある虹なので、今回の写真を使うことにしました。
春の雨上がり、初めて虹がかかるころ。
虹は雨上がりの時に、太陽の光が雨の水滴によって、屈折、反射してできるものです。
水滴がプリズムの役割をして、光が分解されるため、七色の帯に見えます。
水滴が大きいほど、プリズムもしっかりしたものになるため、虹も鮮やかになります。
水しぶきをあげる滝、ホースで水まきをした時などにも見ることができます。
七色の帯に見える虹ですが、色の認識は国、民族、時代によって異なります。
アメリカでは赤、橙、黄、緑、青、紫の六色と一般的に認識されています。
日本でも古くは八色や六色と捉えていたこともあります。
さらに、沖縄地方では「明、暗」の二色としていた場所もあります。
虹を七色としたのはニュートンで、歴史的にも最近のことです。
彼は色が無限にあることは知っていましたが、音階が七つあることから七つに分類したとされています。
理由としては至極単純なことのように思えますが、音階と同じにするのは、感覚としては納得できるような気もします。
さて、なぜこの時季を「虹始見」と言うのでしょうか。
冬は雨が少ないため、虹が見えることはほとんどありません。
春を迎え、気温が高くなり、空気が潤い出して初めて虹が見えるようになります。
その節目がこの時季だということです。
立春以降初めて現れる虹を、「初虹」と言い、春の風物詩の1つにされています。
これから夏にかけて、夕立の後にさかんに見られるようになります。
ただし、この時季の虹は夏の雨に比べると、色も淡くすぐ消えてしまいます。
春雨をともなうにわか雨が降った後に、不意に現れるので、ぜひ見てみてください。
霧の中にぼんやりと浮かぶ虹を「霧虹」もしくは「白虹」と言い、月明かりの中に見える紅い虹を「紅虹」と言います。
虹の中にもさらに色を見出す細やかな感覚こそ、日本独特のものと言ってもいいのかもしれません。
今回の写真は、数年前にスイスに行った時に撮ったものです。
当時はまだちゃんとしたカメラを持っていなく、携帯電話でとっさに撮りました。
くっきりとした主虹の外側に副虹がぼんやりと見えました。
せっかく海外に来たのに、天気が悪いなんてと思っていたのですが、虹が見えた途端に歓迎されているような気分になりました。
さらに、普段はなかなか見えない副虹まで見れたので、より高揚感を覚えたのを今でも忘れています。
あれから数年が経ちましたが、副虹まで見えたことはありません。
画質は悪くても、一番思い出のある虹なので、今回の写真を使うことにしました。
旬の食材:玉筋魚(いかなご)
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いかなごの旬は3月~5月。
秋の終わりから冬にかけて生まれ、生後3、4ヶ月のものを西日本では「新子」、東日本では「小女子(こおなご)」と呼び、最もおいしいとされています。 いかなごは水温が高い期間に砂地にもぐり込み、「夏眠」する珍しい魚です。 シラスと同じサイズから最終的には20cm前後まで成長します。成長したものの呼び名は各地で異なり、北海道で「大女子(おおなご)」、東北で「女郎人(めろうど)」、西日本では「古背(ふるせ)」、「加末須古(かますご)」、「金釘(かなぎ)」と呼ばれます。 骨の生成に重要なカルシウム、リン、ビタミンDが豊富に含まれています。 日本各地で獲れますが、収穫量が多いのは兵庫県の明石です。今回の料理のくぎ煮は明石の郷土料理で、近所の方にいただきました。 |
1:
いかなごをザルに入れて、流水で静かに洗います。 2: 鍋にしょうが以外の調味料をいれて沸騰させ、しょうがを入れてから再沸騰させます。沸騰したらいかなごを少しずつ入れていきます。一気に入れるとくっついてしまいます。煮汁が全体に行き渡るように広く入れるようにしてください。 |
3:
強火で煮ます。煮立ってくるとアクが出てくるので、丁寧に取り除いてください。15分ほど煮たら、真ん中に穴を開けたアルミホイルの蓋を落とします。中火にして15分ほど煮込みます。煮汁がほとんどなくなったら弱火にします。 4: 時々鍋を振って、味を絡ませてください。 ※崩れてしまうので、この時、箸やお玉は使わないでください。 5: 煮汁がなくなったら火を止めて、そのまま冷まして完成です。 |