山茶始開(つばきはじめてひらく):11月7日~11月11日頃
秋の終わり。そして冬の到来。
そろそろ木枯らしが吹き始める頃、寒さも本格的になってきます。
ここでいう「山茶」は、読み方は「つばき」ですが、山茶花(さざんか)のことを指します。
中国ではツバキ科の常緑樹の総称として「山茶」が使われていたため混同しやすいですが、
冬の始めに咲くのは山茶花で、椿はもう少し後になってからです。
つまり、「山茶始開」とは山茶花が咲き始めるころという意味です。
椿と山茶花は見た目が非常に似ていますが、落ちた花を見れば簡単に区別出来ます。
山茶花は花びらが一枚ずつ落ちていくのに対し、椿は花全体がまるごと落ちます。
深緑の葉の中に赤、白、ピンクと鮮やかに咲く山茶花は、花の少ないこれからの時期に彩りを添えてくれます。
今回は昭和記念公園で撮りました。
いつもは季節の変わり目にふらっと訪れることが多いのですが、
今回は山茶花が咲いているという情報を聞いたので、行くことにしました。
目的の山茶花に辿り着くまでに、誘惑がとても多く、何度も立ち止まってしまいました。
足下を見れば小さい草花や、名前も知らない虫がいて、池では色々な種類の鳥が休息していました。
遠足で来ている小学生をベンチに座りながら眺めていると、先に進もうとする子、
気になるものを見つけ、そこで立ち止まってしまう子、立ち止まった子を強引に連れていこうとする子がいて、
私はどんな小学生だったかなと思うと、ずんずん先に行ってしまう子だったなと思い、つい笑ってしまいました。
ベンチから立ち上がり少し歩くと、別の小学生グループが「ダルマさんが転んだ」をしていました。
しかし、なぜか全員がほふく前進。
鬼にタッチに行くというよりもゴロゴロして、ふかふかの芝生を満喫しているように見えました。
そんな姿を見ると、真似したくなります。
普段は休日にしか訪れないので、平日に来ると、そこにいる人も違います。
その違いをただただ眺めるだけでも楽しいです。
さまざまな誘惑につられながらも、やっと目的の山茶花を見つけたころには、足がパンパンになっていました。
何名か既に撮っている人がいて、ここから撮るといいよとか、
あっちの方には大きいのもあるよなどと教えてもらって撮っているうちに、
このアングルいいかも、あっアリが登ってきた、一緒に撮ってみようなど、疲れていてもつい夢中になってしまいます。
今日はジャケットを着ていたので、なんとか我慢出来ましたが、
これからもっと寒さが厳しくなってくるのかと思うと、写真を撮るのがちょっと億劫です。
でも撮っているうちに楽しくなってくることも知っているので、防寒対策をすればいいのかなとも思っています。
今年の冬をどう乗り切ろうか、思案の日々が始まりそうです。
秋の終わり。そして冬の到来。
そろそろ木枯らしが吹き始める頃、寒さも本格的になってきます。
ここでいう「山茶」は、読み方は「つばき」ですが、山茶花(さざんか)のことを指します。
中国ではツバキ科の常緑樹の総称として「山茶」が使われていたため混同しやすいですが、
冬の始めに咲くのは山茶花で、椿はもう少し後になってからです。
つまり、「山茶始開」とは山茶花が咲き始めるころという意味です。
椿と山茶花は見た目が非常に似ていますが、落ちた花を見れば簡単に区別出来ます。
山茶花は花びらが一枚ずつ落ちていくのに対し、椿は花全体がまるごと落ちます。
深緑の葉の中に赤、白、ピンクと鮮やかに咲く山茶花は、花の少ないこれからの時期に彩りを添えてくれます。
今回は昭和記念公園で撮りました。
いつもは季節の変わり目にふらっと訪れることが多いのですが、
今回は山茶花が咲いているという情報を聞いたので、行くことにしました。
目的の山茶花に辿り着くまでに、誘惑がとても多く、何度も立ち止まってしまいました。
足下を見れば小さい草花や、名前も知らない虫がいて、池では色々な種類の鳥が休息していました。
遠足で来ている小学生をベンチに座りながら眺めていると、先に進もうとする子、
気になるものを見つけ、そこで立ち止まってしまう子、立ち止まった子を強引に連れていこうとする子がいて、
私はどんな小学生だったかなと思うと、ずんずん先に行ってしまう子だったなと思い、つい笑ってしまいました。
ベンチから立ち上がり少し歩くと、別の小学生グループが「ダルマさんが転んだ」をしていました。
しかし、なぜか全員がほふく前進。
鬼にタッチに行くというよりもゴロゴロして、ふかふかの芝生を満喫しているように見えました。
そんな姿を見ると、真似したくなります。
普段は休日にしか訪れないので、平日に来ると、そこにいる人も違います。
その違いをただただ眺めるだけでも楽しいです。
さまざまな誘惑につられながらも、やっと目的の山茶花を見つけたころには、足がパンパンになっていました。
何名か既に撮っている人がいて、ここから撮るといいよとか、
あっちの方には大きいのもあるよなどと教えてもらって撮っているうちに、
このアングルいいかも、あっアリが登ってきた、一緒に撮ってみようなど、疲れていてもつい夢中になってしまいます。
今日はジャケットを着ていたので、なんとか我慢出来ましたが、
これからもっと寒さが厳しくなってくるのかと思うと、写真を撮るのがちょっと億劫です。
でも撮っているうちに楽しくなってくることも知っているので、防寒対策をすればいいのかなとも思っています。
今年の冬をどう乗り切ろうか、思案の日々が始まりそうです。
旬の食材:かりん |
旬は10~11月。
みなさんご存知の通り、かりんは咳止め、痰、ぜんそくに効くので、冬に向けて今から仕込んでおくといいです。 果肉は硬く酸味や渋いが強いので、生では食べることが出来ません。 ハチミツ、シロップ漬けやジャム、果実酒などにするのが一般的です。 選ぶときのコツは全体が鮮やかな黄色で、重みのあるものがいいです。しかし、収穫後も追熟するため、売られているものは黄緑色でまだ熟していないものが多いです。そういうものは日の当たらない涼しいところに黄色くなるまで置いておきましょう。すると香りが強くなってきて、表面に油が出てきます。 この香りをアロマとして利用する方もいます。かりん独特のかぐわしい香りを楽しむのもまたいいかもしれません。 |
1:
皮のまま漬けるので、熱めのお湯の中でかりんをタワシでしっかりと洗います。1日おいておくと蜜が出てくるので、時間のある方はおいてから作ってください。 2: 縦に4つ切りしてから、厚さ2、3mmに切ります。種にも栄養があるので、取らずにそのままにしてください。もしどうしても気になるという方は取った種をパックに入れて一緒に漬けるようにしてください。 |
3:
煮沸消毒したビンにかりんと角砂糖(蜂蜜)が交互になるように漬けてください。 最後にすりおろしたしょうがを入れます。(しょうがはスパイスとしてなので、嫌いな人は入れなくても大丈夫です。) 4: 2日に1回ガス抜きのために蓋を明けるのと、全体が均等に漬かるように上下逆さにするなどして混ぜてください。2週間ほどしたら飲めるようになるので、お湯や水で割るなどして飲んでください |