雉始雊(きじはじめてなく):1月15日~1月19日ごろ
「雊」は鳴くことを表す漢字。
「雉始雊(きじはじめてなく)」とは、雉の雄が求愛のために鳴き始めるころという意味になります。
ただし、実際に鳴き始めるのはもう少し後になってから。3月から4月ごろになれば盛んに鳴きます。
雉は「ケーン」と甲高く鳴いてから、「ホロロ」と羽根を打ち鳴らします。
人の頼みごとやお願いを無愛想に拒絶する様子のことを「けんもほろろ」と言いますが、
それはこの時の雉の様子がつっけんどんに見えることが起源とされています。
他にも「頭隠して尻隠さず」ということわざは、草むらに隠れたつもりになった雉の様子を表した「雉の草隠れ」を由来としています。
民話「桃太郎」では唯一、固有名詞で登場し、平安時代から江戸時代の間では、食用の鳥肉と言えば、雉とされていたように、
古くから日本人にとっては身近な鳥でした。
「地震が近づけば大声で鳴く」と信じられてもいたそうです。
ただ、動物と地震を結びつけて考える例はとても多く、
「ナマズが暴れると地震が起きる」
「クジラやイルカが浜に打ち上げられる」
「猫が姿を消す」
「犬が落ち着きがなくなったり、異常に鳴いたりする」
「ミミズやモグラが突然地上に出てくる」
などたくさんの例があり、それらは今でも解明されておらず、相関関係は明らかになっていません。
ただし、雉に関しては、足の裏に震動を敏感に察知する感覚細胞があり、
人間よりは数秒以上も早く地震を知ることができると言われているので、なにも当てずっぽうで言われていたわけではありません。
そして、一つ前の一万円札に描かれていたのも雉です。
国鳥にも指定されている反面、食用として食べられてしまいます。
国鳥であれば、もう少し大事にされてもいいような気もしますが、それだけ身近な存在なのでしょう。
ところで雉と言えば、どのような姿を想像するでしょうか。
おそらく大半の方が、カラフルな姿を想像すると思います。
しかし、実はおしゃれな色をしているのは雄だけです。
雌は全身薄茶色の中に少し黒い斑点があるだけで、とても地味です。
今回の写真は雄の雉です。
ただ、撮ったときは雄も雌も同じだと思っていました。
もし違いを知っていたら、男らしく撮ったのにと少し残念です。
調べれば調べるほど、雉にまつわるさまざまな話が出てきて、雉の身近さ、奥深さを感じ、興味を持ちました。
「ケーン、ホロホロ」と音を奏でるのはもう少し後になってから。
それまでには鳴き声だけで「雉だ」とわかるくらいにはなっておきたいものです。
「雊」は鳴くことを表す漢字。
「雉始雊(きじはじめてなく)」とは、雉の雄が求愛のために鳴き始めるころという意味になります。
ただし、実際に鳴き始めるのはもう少し後になってから。3月から4月ごろになれば盛んに鳴きます。
雉は「ケーン」と甲高く鳴いてから、「ホロロ」と羽根を打ち鳴らします。
人の頼みごとやお願いを無愛想に拒絶する様子のことを「けんもほろろ」と言いますが、
それはこの時の雉の様子がつっけんどんに見えることが起源とされています。
他にも「頭隠して尻隠さず」ということわざは、草むらに隠れたつもりになった雉の様子を表した「雉の草隠れ」を由来としています。
民話「桃太郎」では唯一、固有名詞で登場し、平安時代から江戸時代の間では、食用の鳥肉と言えば、雉とされていたように、
古くから日本人にとっては身近な鳥でした。
「地震が近づけば大声で鳴く」と信じられてもいたそうです。
ただ、動物と地震を結びつけて考える例はとても多く、
「ナマズが暴れると地震が起きる」
「クジラやイルカが浜に打ち上げられる」
「猫が姿を消す」
「犬が落ち着きがなくなったり、異常に鳴いたりする」
「ミミズやモグラが突然地上に出てくる」
などたくさんの例があり、それらは今でも解明されておらず、相関関係は明らかになっていません。
ただし、雉に関しては、足の裏に震動を敏感に察知する感覚細胞があり、
人間よりは数秒以上も早く地震を知ることができると言われているので、なにも当てずっぽうで言われていたわけではありません。
そして、一つ前の一万円札に描かれていたのも雉です。
国鳥にも指定されている反面、食用として食べられてしまいます。
国鳥であれば、もう少し大事にされてもいいような気もしますが、それだけ身近な存在なのでしょう。
ところで雉と言えば、どのような姿を想像するでしょうか。
おそらく大半の方が、カラフルな姿を想像すると思います。
しかし、実はおしゃれな色をしているのは雄だけです。
雌は全身薄茶色の中に少し黒い斑点があるだけで、とても地味です。
今回の写真は雄の雉です。
ただ、撮ったときは雄も雌も同じだと思っていました。
もし違いを知っていたら、男らしく撮ったのにと少し残念です。
調べれば調べるほど、雉にまつわるさまざまな話が出てきて、雉の身近さ、奥深さを感じ、興味を持ちました。
「ケーン、ホロホロ」と音を奏でるのはもう少し後になってから。
それまでには鳴き声だけで「雉だ」とわかるくらいにはなっておきたいものです。
旬の食材:水菜 |
水菜は12~3月の間に出荷のピークを迎えます。冬野菜の特性として、霜が降りると柔らかくなり、味わいも増すので、食べ頃の旬は1、2月です。
昔から京都で栽培されてきた京野菜で、別名「京菜」ともいいます。 クセがないため食べやすく、シャキシャキとした食感が人気です。サラダのほか、おひたしや漬け物にも使われています。 肉や魚の臭みを消す効果もあり、鍋にもよく使われます。 見た目こそ淡白ですが、栄養価は意外に高く、美肌効果、抗酸化作用、高血圧予防、骨粗鬆症予防などに効果があるようです。 水菜は鮮度が命です。葉の緑色が濃く、しおれていないもの。茎にはツヤがあり、まっすぐのびているものを選ぶといいです。 痛みやすいものなので、2、3日で使い切るようにしましょう。 |
1:
水菜は根元を切ってから3cmに切り、冷水に入れて、パリッとさせてから水気を切ります。 2: 油揚げは熱湯をかけて油抜きをし、油をひかないフライパンでこんがりと焼き、3cm幅に切ってから細切りにします。 |
3:
ちりめんじゃこは、油をひかないフライパンでから炒りする。 4: ドレッシングの材料を合わせて、しょうがドレッシングをつくる。 材料を全て盛りつけて、ドレッシングをかけて完成です。 |