雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ):9月23日~9月27日頃
雷が鳴り響かなくなる頃。
夏の夕立と共に大暴れした雷もこの頃にはすっかり鳴りを潜めます。
夏の入道雲から、秋の兆しであるうろこ雲が見えてくる時期です。
雷は夏の季語、しかし稲妻は秋の季語です。
それは稲が実る時期と関係があるからと言われています。
雷により化学反応が起き、空気中の窒素が分解、酸素と結合し窒素化合物となります。
窒素化合物は雨により硝酸となり地中に溶け、作物の生育にいい影響を与えるとされています。
ちょうど稲が実るのは雷光がよく見られる時期。
昔の人は科学的な知識はなくても、雷光が稲穂によい影響を与えることを経験的に知っていたのです。
そこから雷光は稲を実らせる「稲の夫」となりました。
昔は男女関係なく「妻」「夫」ともに「つま」といいましたが、
現代では「つま」という語に「妻」が用いられるため、「稲妻」になったと考えられています。
今回の写真は駅からの帰り道で撮りました。
たまたまカメラを持っていたので、鳴っているうちにと慌てて写真を撮りました。
雷が光るのは一瞬。
あっちで鳴ったと思い、構えていると少し外れたところで鳴ったりと、上手く撮るのは難しかったです。
家に帰り、写真を整理している時に、これはリベンジしたいと改めて思ったのですが、
残念なことにこの日を境に雷は鳴らなくなりました。
まさにこの日が私にとって「雷乃収声」でした。
雷が去ると稲の借り入れの準備も始まります。
秋の訪れが本格的になってきた。そんな空気を感じます。
雷が鳴り響かなくなる頃。
夏の夕立と共に大暴れした雷もこの頃にはすっかり鳴りを潜めます。
夏の入道雲から、秋の兆しであるうろこ雲が見えてくる時期です。
雷は夏の季語、しかし稲妻は秋の季語です。
それは稲が実る時期と関係があるからと言われています。
雷により化学反応が起き、空気中の窒素が分解、酸素と結合し窒素化合物となります。
窒素化合物は雨により硝酸となり地中に溶け、作物の生育にいい影響を与えるとされています。
ちょうど稲が実るのは雷光がよく見られる時期。
昔の人は科学的な知識はなくても、雷光が稲穂によい影響を与えることを経験的に知っていたのです。
そこから雷光は稲を実らせる「稲の夫」となりました。
昔は男女関係なく「妻」「夫」ともに「つま」といいましたが、
現代では「つま」という語に「妻」が用いられるため、「稲妻」になったと考えられています。
今回の写真は駅からの帰り道で撮りました。
たまたまカメラを持っていたので、鳴っているうちにと慌てて写真を撮りました。
雷が光るのは一瞬。
あっちで鳴ったと思い、構えていると少し外れたところで鳴ったりと、上手く撮るのは難しかったです。
家に帰り、写真を整理している時に、これはリベンジしたいと改めて思ったのですが、
残念なことにこの日を境に雷は鳴らなくなりました。
まさにこの日が私にとって「雷乃収声」でした。
雷が去ると稲の借り入れの準備も始まります。
秋の訪れが本格的になってきた。そんな空気を感じます。
旬の食材:あずき |
9月23日は秋分の日。秋のお彼岸にはおはぎをお供えします。
あずきの赤色が邪気を払い、災難が降り掛からないように守ってくれると信じられているからです。 あずきの収穫は10月から。乾燥させつつ、いただくので2月までが旬です。 今は少し旬より早いですが、秋分の日におはぎをお供えするので旬の食材としました。 あずきは和菓子には欠かせない、とても大事な食材。 よく知人と議論になるのは、つぶあん派かこしあん派ということです。 あずきの食感を残したつぶあん、舌触りがなめらかなこしあん。 どちらにも捨てがたい魅力があるのですが、しっかりとあずきを楽しみたい時はつぶあん、気軽に和菓子を食べたいなと思った時はこしあんを選ぶようにしています。 |
1:
あずきは一度さっとゆでてゆで汁を捨てます。圧力鍋に入れ水1.5カップを加えてふたをしめます。 |
2:
強火にかけおもりが回ったら10分加熱し、火を止めて20分蒸らします。布袋に入れてよく絞り、鍋に戻し砂糖200gを加え、火をかけて練り、塩をふります。 ※あんこは砂糖を入れると皮がやわらかくならなくなるので、圧力鍋で蒸らした後に固さを確認してください。 固い場合は圧力鍋で同じ手順を繰り返しやわらかくしてください。 |
3:
もち米とうるち米を合わせてとぎ、水につけて1時間ほど置いてから、炊飯器で炊きます。水はもち米とうるち米は半々なので、お持ちの炊飯器の目盛りのもち米とうるち米の3合の真ん中のところまで入れてください。 |
4:
炊けたらすりこぎでお米の粒が半分残る程度につぶしてください。つぶしたら少し冷まして、好みの大きさに丸めてください。あんこのおはぎはお好みのあんこの量を手に取り、きなこのおはぎはごはんの中にあんこをつめてから外側にきなこをつけてください。 |