鷄始乳(にわとりはじめてとやにつく):1月30日~2月3日ごろ
現在、ニワトリは一年中卵を産むように飼育されていますが、本来の産卵期は春から夏にかけてです。
「鷄始乳」とはニワトリが卵を産み始めるころという意味。
つまり、長く辛かった冬が終わって、春に入ったということになります。
今は家でニワトリを飼っている人も少なく、年中卵が手に入るので、なかなか実感しにくいかもしれません。
そもそもニワトリといえば、夜明けに鳴くイメージしかなかったので、春の始まりを教えてくれるなんてちょっと意外です。
昔の人はニワトリに一日の始まりを教えてもらうだけではなく、温かく柔らかい春の気配も教えてもらっていたと思うと、
うらやましく感じます。
今回の写真は家から車で15分ほどのところにある養鶏場で撮りました。
最初は、ニワトリの写真を撮りたいと思っていました。
それもわざわざ動物園に行って撮るのではなく、できれば日々の暮らしに寄り添っている場所で写真を撮りたいと思っていました。
それはニワトリは日常の生き物という印象が強かったからです。
家でニワトリを飼っていればいいのですが、残念なことに私の家ではニワトリは飼っておらず、近所にも思い当たるところはありません。
母ならいいところを知っているかと思い、相談してみると、たまに買いにいく卵の直売所のことを教えてくれました。
そこにはいつも買いに行くわけではないのですが、近くを通る時や、おいしい卵を食べたいと思った時に買いに行く場所です。
まわりは田んぼに囲まれており、初めて行く人にはわかりにくいです。
手がかりは小さく「たまご」と書かれた看板のみ。
そこだったらいいかなと思って、行ってみました。
しかし、着いてみて気付いたのですが、なかなか写真を撮らせてほしいとは言いにくいものです。
衛生面の問題がありそうだなと思うと、断られる姿がどうしても先行してしまいます。
それでも勇気を出して聞いてみればいいのですが、そもそもなんで撮りたいかもはっきりと言えそうにありません。
なので、とりあえずたまごを買いに来たお客さんとして、店内に入りました。
店内は物色するほどのスペースもなく、朝採れた卵を状態によって分けてあるのみ。
もじもじしていると、「どんな卵が欲しい」と聞かれ、困ってしまいました。
結局、「たまごかけごはんが好きだから、それに合うような卵が欲しい」と言ってしまい、
若鶏の卵を薦められるがままに買って、お店の外に出てしまいました。
出てからも、どうするか決められず、直売所のまわりをウロウロとしている時に見つけたのが、
今回の写真の場所です。直売所の側面に描かれていました。
レトロな場所でよく見る雰囲気の絵で、懐かしさと同時にかわいらしさを感じました。
当初の目標とは違いますが、これはこれでいいなと思える素敵な被写体を見つけたと思いました。
現在、ニワトリは一年中卵を産むように飼育されていますが、本来の産卵期は春から夏にかけてです。
「鷄始乳」とはニワトリが卵を産み始めるころという意味。
つまり、長く辛かった冬が終わって、春に入ったということになります。
今は家でニワトリを飼っている人も少なく、年中卵が手に入るので、なかなか実感しにくいかもしれません。
そもそもニワトリといえば、夜明けに鳴くイメージしかなかったので、春の始まりを教えてくれるなんてちょっと意外です。
昔の人はニワトリに一日の始まりを教えてもらうだけではなく、温かく柔らかい春の気配も教えてもらっていたと思うと、
うらやましく感じます。
今回の写真は家から車で15分ほどのところにある養鶏場で撮りました。
最初は、ニワトリの写真を撮りたいと思っていました。
それもわざわざ動物園に行って撮るのではなく、できれば日々の暮らしに寄り添っている場所で写真を撮りたいと思っていました。
それはニワトリは日常の生き物という印象が強かったからです。
家でニワトリを飼っていればいいのですが、残念なことに私の家ではニワトリは飼っておらず、近所にも思い当たるところはありません。
母ならいいところを知っているかと思い、相談してみると、たまに買いにいく卵の直売所のことを教えてくれました。
そこにはいつも買いに行くわけではないのですが、近くを通る時や、おいしい卵を食べたいと思った時に買いに行く場所です。
まわりは田んぼに囲まれており、初めて行く人にはわかりにくいです。
手がかりは小さく「たまご」と書かれた看板のみ。
そこだったらいいかなと思って、行ってみました。
しかし、着いてみて気付いたのですが、なかなか写真を撮らせてほしいとは言いにくいものです。
衛生面の問題がありそうだなと思うと、断られる姿がどうしても先行してしまいます。
それでも勇気を出して聞いてみればいいのですが、そもそもなんで撮りたいかもはっきりと言えそうにありません。
なので、とりあえずたまごを買いに来たお客さんとして、店内に入りました。
店内は物色するほどのスペースもなく、朝採れた卵を状態によって分けてあるのみ。
もじもじしていると、「どんな卵が欲しい」と聞かれ、困ってしまいました。
結局、「たまごかけごはんが好きだから、それに合うような卵が欲しい」と言ってしまい、
若鶏の卵を薦められるがままに買って、お店の外に出てしまいました。
出てからも、どうするか決められず、直売所のまわりをウロウロとしている時に見つけたのが、
今回の写真の場所です。直売所の側面に描かれていました。
レトロな場所でよく見る雰囲気の絵で、懐かしさと同時にかわいらしさを感じました。
当初の目標とは違いますが、これはこれでいいなと思える素敵な被写体を見つけたと思いました。
旬の食材:寒締めほうれん草 |
ほうれん草の旬は11~2月です。
一年中出回っていますが、冬の方が味、栄養価で上回っています。 収穫できる大きさまで成長したほうれん草をわざと寒気に触れさせたものが「寒締めほうれん草」。ハウスを徐々に開放して、寒さに慣らしながら栽培します。 霜が出来るほど寒い時季でないとできないため、旬の時季は12~2月。 通常のほうれん草に比べて、葉が凍り付かないように葉がしまって肉厚になるのと、葉の水分が少なくなり、糖分をためこむため、甘みが増します。 通常のほうれん草は糖度が4、5%なのに比べて、7%程度まで増えます。 鉄分が他の野菜に比べて多いのと、ビタミンCやカロチンも多いので貧血や風邪の予防に効果があります。 選ぶ時は、葉が濃い緑色で肉厚のものがおすすめです。 |
1:
ほうれん草は、根元に十字の切れ目を入れて、水洗いをします。 水気を切ったら、長さ4cmに切ります。 きのこ類は適度な大きさに切ってください。今回はしめじを使用したので、石突きを切り、全てバラバラにしました。 玉ねぎは繊維にそって、厚さ3mmに切った後、辛味をとるために水につけておきます。 2: 卵を溶き、白ワイン、塩こしょうを混ぜます。 |
3:
フライパンオリーブオイルをひき、中火で熱したら、卵を入れて、菜箸で少しかき混ぜます。 ※火が均等に入るように、フライパンを小刻みに動かすようにするといいです。 4: 卵が半熟になったら、玉ねぎ、きのこ類を入れて、最後に覆うようにほうれん草を入れます。蓋をして、弱火で3分ほど焼いたら完成です。 |