桃始笑(ももはじめてさく):3月10日~3月14日ごろ
昔は花が咲くことを「笑う」「笑む」と表現していました。
つまり、「桃始笑(ももはじめてさく)」とは桃の花が咲き始めるころという意味です。
「咲き始めるころ」ということは本格的な開花はまだ先です。
桃の開花時季は梅と桜の中間で、3月下旬から4月上旬ごろに満開になります。
今は開花に向けて、つぼみがほころび始めているころです。
桃の特徴でもあるのですが、つぼみは細い華奢な枝にしがみつくようにしてついています。
そのつぼみが開いた時に漂う香りもまたいいものです。
梅、桃、桜と春を彩る花が順々に咲き誇っていくのを楽しめるのは贅沢なことです。
ただ、梅、桃、桜を見分け方を知らない方も多いのではないかと思います。
開花時期で区別することもできますが、品種によってバラバラなため、時期だけで区別することは難しいです。
色で区別しようにも、桃は淡い紅色が多いですが、白色から濃紅色までとさまざまです。
一番簡単に見分けるには、花びらの形をみるといいと思います。
梅は花びらの先が丸く、桜は花びらの先が割れていて、桃は花びらの先がとがっています。
ぜひ、これは何の花だろうと迷った時のために覚えておいてください。
少しだけ、教養のある人と思われるかもしれません。
桃の原産地は中国で、日本に伝わった正確な時期はわかっていません。
ただ、古くから日本に存在しており、日本書紀や古事記にも登場しているのと、
縄文時代の遺跡からも桃の核が出土したため、そのころからあったことがわかっています。
古代中国では、枝に沿ってぎっしりと咲くことから、子孫繁栄の象徴とされていました。
また生命力があるとされ、魔除けの力があるとされていました。
古事記では黄泉から迫ってくるイザナミを振り払うために、イザナギが投げたのが桃の果実と書かれています。
「鬼門」である北東に桃の木を植えている家があるのも、桃に邪気を祓う力があるとされているからです。
ちなみに、桃太郎の名前は「鬼門を守ること」から来ているという説もあるようです。
梅や桜に比べると、桃が咲いている場所は少ないです。
今回の写真はカメラを始めた2年前に偶然撮っていた桃の花です。
今度、桃の花を撮りに行ってみて、過去と今の表現の違いを感じてみたいと思いました。
昔は花が咲くことを「笑う」「笑む」と表現していました。
つまり、「桃始笑(ももはじめてさく)」とは桃の花が咲き始めるころという意味です。
「咲き始めるころ」ということは本格的な開花はまだ先です。
桃の開花時季は梅と桜の中間で、3月下旬から4月上旬ごろに満開になります。
今は開花に向けて、つぼみがほころび始めているころです。
桃の特徴でもあるのですが、つぼみは細い華奢な枝にしがみつくようにしてついています。
そのつぼみが開いた時に漂う香りもまたいいものです。
梅、桃、桜と春を彩る花が順々に咲き誇っていくのを楽しめるのは贅沢なことです。
ただ、梅、桃、桜を見分け方を知らない方も多いのではないかと思います。
開花時期で区別することもできますが、品種によってバラバラなため、時期だけで区別することは難しいです。
色で区別しようにも、桃は淡い紅色が多いですが、白色から濃紅色までとさまざまです。
一番簡単に見分けるには、花びらの形をみるといいと思います。
梅は花びらの先が丸く、桜は花びらの先が割れていて、桃は花びらの先がとがっています。
ぜひ、これは何の花だろうと迷った時のために覚えておいてください。
少しだけ、教養のある人と思われるかもしれません。
桃の原産地は中国で、日本に伝わった正確な時期はわかっていません。
ただ、古くから日本に存在しており、日本書紀や古事記にも登場しているのと、
縄文時代の遺跡からも桃の核が出土したため、そのころからあったことがわかっています。
古代中国では、枝に沿ってぎっしりと咲くことから、子孫繁栄の象徴とされていました。
また生命力があるとされ、魔除けの力があるとされていました。
古事記では黄泉から迫ってくるイザナミを振り払うために、イザナギが投げたのが桃の果実と書かれています。
「鬼門」である北東に桃の木を植えている家があるのも、桃に邪気を祓う力があるとされているからです。
ちなみに、桃太郎の名前は「鬼門を守ること」から来ているという説もあるようです。
梅や桜に比べると、桃が咲いている場所は少ないです。
今回の写真はカメラを始めた2年前に偶然撮っていた桃の花です。
今度、桃の花を撮りに行ってみて、過去と今の表現の違いを感じてみたいと思いました。
旬の食材:生わかめ
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日本の食卓の定番とも言えるわかめ。
乾燥させたり、塩漬けが可能なため一年中出回っていますが、旬は3~5月です。 わかめは11月ごろに発芽し、初夏に成熟しますが、若いほど味がよいため、この時季が旬です。磯の香りとうまみが広がる、柔らかな「生わかめ」は旬のこの時期にしか食べられない特別なものです。 わかめには水溶性のアルギン酸、不溶性のセルロースという2種類の食物繊維が含まれています。わかめ特有のぬめりはアルギン酸によるもので、塩分と結びついて体外へ排出し、血圧の上昇やコレステロールを抑える働きがあります。セルロースは水を含んでふくらむので、満腹感を高めて、腸の動きも助ける効果があります。 買う時は、色つやが良く、黒っぽい緑色のものを。また厚みがあるものがおすすめです。 |