土脉潤起(つちのしょううるおいおこる):2月19日~2月23日ごろ
二十四節気では、「立春」が終わり、「雨水」を迎えます。
立春から半月も経つと、寒さがほんの少し和らいで、降っていた雪が雨に変わります。
積もっていた雪も、張っていた氷も溶け始めます。
雪や氷が、雨や水へと変わっていくことから、この時季のことを「雨水」と言うようになりました。
ちなみに、この時季に降る雨のことを「養花雨(ようかう)」といいます。
ほんのり温かみを帯びた雨が、花や木に養分を与える、恵みの雨だからです。
そのことより、「雨水」は農業の準備を始める目安と考えられていました。
七十二候は、土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)です。
「脉」は「脈」の俗字で、「土脈」(どみゃく)とも読まれます。
また「潤起」は潤い目覚めることを表します。
つまり、「土脉潤起」とは、雨水を迎え、土が湿り気を帯び、大地全体が潤い目覚めるころという意味になります。
そして、目覚めるのは大地だけではありません。
土の中で眠っていた植物たちも芽吹きの支度を始めます。
新たな生命の萌芽に、次第に周りの景色も、気分も温かみを帯びてきます。
今回の写真は、土の変化をテーマに撮ってみました。
この写真はただの土ですが、ちゃんと意味があります。
家から歩いて5分ほどの公園で撮ったのですが、朝に散歩で行ったときは霜が降りていて、土が固くなっていました。
3時ごろに改めて行ってみると、霜が溶けて、湿っていることに気付きました。
今は春の「土脉潤起」。
今日に至るまでに、秋の「霜始降」、さらに冬の「地始凍」がありました。
土から季節を知ることは難しいことかもしれません。
それでも私たちはふと、今日は霜が降りているねとか、地面が凍っているねと気付くものです。
考えてみると日本人はそういう繊細な感覚を日常的に持っています。
七十二候は、日々感じたことを言葉にして表現しているものなのだなと改めて実感しました。
そんな感覚をこれからも大切に持ち続けたいと思ったので、家の近くの土の写真を選びました。
二十四節気では、「立春」が終わり、「雨水」を迎えます。
立春から半月も経つと、寒さがほんの少し和らいで、降っていた雪が雨に変わります。
積もっていた雪も、張っていた氷も溶け始めます。
雪や氷が、雨や水へと変わっていくことから、この時季のことを「雨水」と言うようになりました。
ちなみに、この時季に降る雨のことを「養花雨(ようかう)」といいます。
ほんのり温かみを帯びた雨が、花や木に養分を与える、恵みの雨だからです。
そのことより、「雨水」は農業の準備を始める目安と考えられていました。
七十二候は、土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)です。
「脉」は「脈」の俗字で、「土脈」(どみゃく)とも読まれます。
また「潤起」は潤い目覚めることを表します。
つまり、「土脉潤起」とは、雨水を迎え、土が湿り気を帯び、大地全体が潤い目覚めるころという意味になります。
そして、目覚めるのは大地だけではありません。
土の中で眠っていた植物たちも芽吹きの支度を始めます。
新たな生命の萌芽に、次第に周りの景色も、気分も温かみを帯びてきます。
今回の写真は、土の変化をテーマに撮ってみました。
この写真はただの土ですが、ちゃんと意味があります。
家から歩いて5分ほどの公園で撮ったのですが、朝に散歩で行ったときは霜が降りていて、土が固くなっていました。
3時ごろに改めて行ってみると、霜が溶けて、湿っていることに気付きました。
今は春の「土脉潤起」。
今日に至るまでに、秋の「霜始降」、さらに冬の「地始凍」がありました。
土から季節を知ることは難しいことかもしれません。
それでも私たちはふと、今日は霜が降りているねとか、地面が凍っているねと気付くものです。
考えてみると日本人はそういう繊細な感覚を日常的に持っています。
七十二候は、日々感じたことを言葉にして表現しているものなのだなと改めて実感しました。
そんな感覚をこれからも大切に持ち続けたいと思ったので、家の近くの土の写真を選びました。
旬の食材:うど |
うどの旬は2~5月。
2~5月に収穫されるものは「春うど」、晩秋から冬に栽培されるものは「寒うど」と呼びます。春うどのほうが香りがよく、やわらかいです。 品種は大きくわけて二種類あり、栽培種で全体が白い「軟白うど」と、野生種で緑色の「山うど」があります。市場に出回るのは、軟白うどが多いです。 選ぶ時は、産毛が密生しているものがオススメです。軟白うどは茎が白くて太さが直径3cmぐらいのもの。山うどは葉がしおれていなく、みずみずしいものがいいです。 うど特有の苦みが食欲を増進し、新陳代謝を促す効果があるほか、薬膳や漢方にも使用されるように、神経痛や頭痛の痛みを和らげる効果があると言われています。 アクが強いので、皮をむいて切ったものから、順次酢水にさらして、調理するようにしてください。 |
1:
まず酢みそを作ります。材料を全て鍋に入れ、弱火で2分熱し、とろみが出たら、そのまま冷まします。 2: うどは長さ4cmに切って皮をむき、短冊切りにして酢水にさらしておきます。 |
3:
わかめは水でもどし、さっと茹でます。きゅうりもうどと同じように切ります。 4: うど、わかめ、きゅうりをお皿に盛り、酢みそをかけて完成です。 |